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2018/12/21 [Fri]
第13回地域こども支援団体連絡会(開催報告)
[ 2019/03/28 更新 ]
第13回地域こども支援団体連絡会を開催し、こども食堂や学習支援などこどもの居場所づくりに取り組む団体と、それを応援するNPO法人、社会福祉協議会や行政の関係者など32団体46人が参加しました。
- 日時:
- 平成30年12月21日(金)10:00~12:00
- 場所:
- 大阪市立社会福祉センター3階301会議室
- 内容:
テーマ:「こども支援活動の運営で困ったこと」
「こども支援活動の運営で困ったこと」をテーマに、8グループに分かれて意見交換を行いました。
<意見交換のテーマ>
1 子ども同士の関係性
2 親、家庭との関わり方
3 運営上の課題(人間関係・ボランティアの不足・運営費など)
4 各種団体との連携
5 その他
<各グループ全体発表内容>
・グループ1 こども食堂での料理の味付け、野菜の切り方等々、いろんな場面で意見が分かれる。「こどものしつけをしたい」という意見がある一方、「ありがとうの言葉だけで十分。笑顔になってくれるだけでいい」という意見もある。
・グループ2 ボランティア不足が課題である。ボランティアをしたいと来てくれる人の中には個々に強い思いを持った人たちがいるので対応が難しい。
・グループ3 こども達を支援したいという(活動団体の)気持ちだけではだめ。団体を立ち上げたい人の相談窓口として、社協だけでなく区役所の協力も必要であると思う。立ち上げ資金はあっても、家賃等活動を継続するための資金調達も課題である。
・グループ4 困難を抱える子を対象にしたいが、それを前面に出すと対象にしたい子の参加が難しくなるジレンマを抱えている。学校との関係や資金集めも課題。活動者・社協・企業、それぞれの立場でまだまだ悩みが多い。
・グループ5 施設を退所した後の子どもたちへの支援が十分でない。新しく入所する子どもがたくさんいるのでそちらの対応に追われる。施設を出てからが勝負だと感じる。課題を抱えたこどもが、相談できる場があるかどうか、丁寧に相談を受けてもらっているかどうかが課題。
・グループ6 こども支援活動に必要だと考え社団法人を立ち上げたがお金が足りない。また、本当に必要な(主な支援対象として考えている)親子が来てくれない。
・グループ7 これから立ち上げようとしている団体は行政の情報がなく連携できない。活動は団体それぞれ多様性があって良いと思う。
・グループ8 来てくれる人が信用できるかどうか、ボランティアの受入マッチングが難しい。
その他、各グループの共通課題として、継続するための運営の方法(資金・人・場所等)や、こどもとの接し方(支援が必要な子どもへのかかわり方等)が挙げられていました。
次回は2月15日(金)午前10時から正午に開催します。