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2018/10/19 [Fri]

第12回地域こども支援団体連絡会(開催報告)

[ 2018/11/28 更新 ]

第12回地域こども支援団体連絡会を開催し、こども食堂や学習支援などこどもの居場所づくりに取り組む団体と、それを応援するNPO法人、社会福祉協議会や行政の関係者など40団体55人が参加しました。

日時:
平成30年10月19日(金)10:00~12:00
場所:
大阪市立社会福祉センター3階301会議室
内容:

テーマ:「新しくこども食堂をつくるために」

登壇者(発表順):

・こどものへや しま☆ルーム 福井潤一郎さん(中央区)

・大阪市立南小学校 前校長 山崎一人さん(中央区)

・旭区役所保健福祉課 課長代理 佐野雅哉さん(旭区)

・NPO法人フェリスモンテ 隅田耕史さん(旭区)

 

「新しくこども食堂をつくるために」をテーマに、中央区と旭区の事例を共有しました。

しま☆ルームの福井さんは、外国にルーツを持つ子どもが多い中央区島之内地域で、平成29年6月からこども食堂を運営しています。中央区社会福祉協議会に相談しながら、地域の会館スペースを借り受け、立ち上げ時より南小学校と連携を取って活動されています。

山崎先生が活動を始めたのは、着任早々に起きた外国籍母子の事件がきっかけでした。言葉の壁、様々な生活背景により孤立しがちな子どもたちの現状に直面し、何とかしたいとの思いから、MINAMIこども教室を立ち上げました。学習支援の場ですが、それ以上に居場所づくりを重視していて、ボランティアと共に「あそこに行ったら信頼できる大人がいると思ってもらえる場」を大切にしているとのことでした。

旭区では、現在7箇所のこども食堂が活動されています。

佐野課長代理は、情報交換の場としての「旭区こども食堂ネットワーク会議」の立ち上げや、学習支援を柱とする「こども食堂支援事業」、助成金などの施策を通じた、区役所の各種支援施策を紹介されました。

同じく旭区で活動されている、NPO法人フェリスモンテの隅田さんは、平成27年7月からホームスペース花しょうぶを週1回ペースで運営されています。「ネットワーク会議があることで区役所とも話がしやすくなる。区役所が集めてくれることで、いろいろな機関との意見交換ができるのも良い」と語っておられました。

次回は、12月21日(金)午前10時から正午、会場は大阪市立社会福祉センターで開催します。

第12回アンケート集計(自由記述)

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