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2018/08/17 [Fri]
第11回地域こども支援団体連絡会(開催報告)
[ 2018/09/27 更新 ]
第11回地域こども支援団体連絡会を開催し、こども食堂や学習支援などこどもの居場所づくりに取り組む団体と、それを応援する企業やNPO法人、社会福祉協議会や行政の関係者など43団体65人が参加しました。
- 日時:
- 平成30年8月17日(金)10:00~12:00
- 場所:
- 大阪市立社会福祉センター3階301会議室
- 内容:
テーマ:「こども食堂と学習支援」について
登壇者(発表順):
・「山之内子ども食堂の活動について」
山之内子ども食堂運営委員会 和田勍子さん
・「子どもたちの健やかな育ちを支えるために~地域を基盤とした要保護児童等の支援~」
母子生活支援施設 社会福祉法人みおつくし福祉会東さくら園 無料学習支援塾ひだまり 廣瀬みどりさん
・「大阪市教員採用選考テストにおけるボランティア活動加点制度」
大阪市教育委員会事務局 比嘉直子さん
今回は「こども食堂と学習支援」がテーマで、山之内こども食堂、東さくら園、大阪市教育委員会の三者に発表いただきました。
山之内こども食堂代表の和田勍子さんは、住吉区の山之内地域を拠点に民生委員や町会長、大学生を巻き込みながら運営しています。学習支援を担当するのは主に大学生で、こどもたちの宿題を教えたり、一緒に遊んでいます。なんでも言える大学生とこどもの関係ができているとのことでした。
母子生活支援施設の東さくら園(東成区)の廣瀬みどり施設長は、近隣地域と施設のつながりづくりが必要だと考え、無料学習塾「ひだまり」を地域の会館に開設しました。民生・児童委員の協力を得て、施設の退所者、地域の児童を対象に個別の学習支援を行っており、大学生スタッフも参加しています。こちらも、身近な大学生の存在が、こどもにとって将来のモデルになっているそうです。
このように、こども支援団体の活動にとって大学生は貴重な存在になっています。
大阪市教育委員会の比嘉課長は「市教員採用試験におけるボランティア加点制度」を改めて紹介し、こども支援団体に活用を呼びかけました。
次回テーマは「新しくこども食堂をつくるために」
10月19日(金)午前10時から正午、会場は大阪市立社会福祉センターで開催します。