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地域のさまざまなこどもの居場所活動

にしよど子ども食堂 なもなも(西淀川区)

[ 2022/02/08 更新 ]

地域で行っているこどもたちの笑顔あふれるさまざまな取り組みを紹介します。

人と繋がり、助け合い、信頼の輪をつなげて新規オープン!

演奏会で幕開け

令和2年10月22日(木)「にしよど子ども食堂なもなも」がオープンしました。
会場となるのは、西淀川区大和田にある善念寺。オープンする午後4時に合わせ、本堂にはこどもや保護者、地域の高齢者など多くの人が集まりました。
オープニングセレモニーは、「一般財団法人100万人のクラッシックライブ」の協力でヴァイオリニストの高崎真央さんとピアニストの吉岡麻梨さんによる演奏会で幕が上がります。
参加したこどもたちは、目の前での演奏にビックリした様子でしたが、楽器にまつわるクイズや聞きなれた楽曲などで、表情の硬かったこどもたちも、最後には笑顔で一緒に歌ったり踊ったりと大盛り上がり。

名前に込めた熱い想い

にしよど子ども食堂なもなも代表の八木宝加さん(以下、八木さん)は「ヴァイオリンなど楽器の生演奏をなかなか聴く機会が無いので、涙がでるほど心に響きました」と話します。
「こども食堂を立ち上げよう」という熱い想いをもった仲間が集まり、お寺のご本尊である阿弥陀様の「全ての人々を救う」という願いをこめた南無阿弥陀仏の南無から「なもなも」と名付けました。

こどもも大人も楽しいと思える場を

八木さんは「一人では出来なかった事が、人と繋がり、助け合うことで、不可能を可能に変えられる。一つずつ、一つずつ、信頼の輪をつなげていきたい」と話します。今、こどもたちは、ゲームや携帯電話などであまり人と関わる事が無くても平気な時代。みんなと一緒に御飯を食べたり、遊んだり、みんなが楽しいと思える場所が、こどもだけではなく、子育て中のお母さんや、お父さんにも必要です。
今後は毎日仕事などでクタクタなお母さんやお父さんたちを地域と連携してサポートすることを検討しています。
誰もが幸せに過ごせる場所をめざして、にしよど子ども食堂なもなもは歩き始めます。

※しばらくは、新型コロナウィルス感染症予防で密を避けるため、毎月1回、お弁当を配付しています。

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