地域こども支援ネットワーク事業

地域のさまざまなこどもの居場所活動

大人と子どもの寺子屋「ぱんげあ・ひろ」(城東区)

[ 2023/04/15 更新 ]

誰もが気軽にくつろげる場所

地域の集会所として使用されている『久楽庵』で、毎週水曜日午前10時から午後6時の間に、誰が来てもよい秘密基地として開放している『ぱんげあ・ひろ』。

毎回、10~15人ほどのこどもたちが入れ代わり立ち代わりしながら、宿題をしたり、お絵かきや折り紙、カードゲームで遊んでいます。また、そんなこどもたちをお母さんやボランティアが温かい目で見守っています。

子育て&シニア世代×子供の居場所


代表の池田弘己さん(以下、池田さん)は「何をしてもいいし、何もしなくてもいい。『こうあるべき』が無くても、地域の人たちがつながって、お互いのエネルギーを交換できるような居場所を作りたかったんです」と話します。いつも笑顔で、とてもやさしい空気に包まれている池田さんに、来ているこどもたちも「ひろちゃん!ひろちゃん!」と、次から次へと話しかけ、池田さんもこどもたちと同じ目線でとても楽しそうに会話します。まるで、来ている人全員が、『ぱんげあ・ひろ』を我が家と思っているかと勘違いするほどの居心地の良さ。

子育て世代にはホッと一息つける場所で、シニア世代には生きがいづくりの場、こどもたちにとっては安全な放課後の居場所となる『ぱんげあ・ひろ」。これからも、疲れた時や悲しいときにふらっと立ち寄りたくなる居場所として、地域に在り続けることでしょう。

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