地域のさまざまなこどもの居場所活動
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こども食堂「おかき亭」(西成区)
[ 2022/08/15 更新 ]
気軽に立ち寄れるみんなの居場所
毎月第2金曜日の午後6時になると、こどもたちが駆け足で「おかき亭」にやってきます。「こんにちは!」と元気いっぱいに挨拶をすると、一目散に先に来ていた友達のところへ。ゲームをしたり鬼ごっこをしたり、食事が出来上がるまで、にぎやかな遊びの時間が始まります。
~大人もこどももおいしく楽しく~
「おかき亭」は、地域の認知症対応型デイサービス施設が運営するこども食堂。多世代の人が気軽に集まれる場づくりをめざして4年前にスタートしました。
取材の日に訪れていたのは、こどもたちとその保護者達36人。もちろん、こどもたちだけでの参加も大歓迎です。この日の食事は、ボランティアが作ってくれた焼きそば、煮物、そしてデザートのカップケーキ。時には敷地内で育てているトマトなどの野菜をみんなで収穫して食べたり、食卓にはいつも笑顔とおしゃべりが絶えません。
「ここでは決まりごとは一切なし。だから居心地がいいのか、みんな食堂が終わる時間まで帰らずに、自由に過ごしてくれています」と、代表の片岡伸哉さん。高齢者もこどもも、誰もが安心して暮らせる地域の拠点として、「おかき亭」には今夜も温かな灯りがともり続けます。