地域こども支援ネットワーク事業

地域のさまざまなこどもの居場所活動

こども食堂すまいる遠里小野(おりおの)(住吉区)

[ 2023/01/15 更新 ]

こどもたちの笑い声が絶えない場所

「こども食堂すまいる遠里小野」は2017年に代表の近江三奈子さん(以下、近江さん)をはじめとした「住吉区母と子の共励会」の元役員5人で立ち上げました。

毎月第2・3金曜日に大阪市営遠里小野第2住宅集会所で開催され、小学生からその保護者まで、さまざまな年齢の人たちが集まります。

こども食堂を始めたきっかけは、近江さん自身が母子家庭であったことが大きいといいます。当時、自身のこどもを、近所の人たちが代わりに面倒を見てくれていたことの恩返しとしての意味を込めており、「スタッフが少ないから大変だけど、子どもたちが笑顔で来てくれる限り続けたい」と、近江さんは話します。

~心も笑顔も満タンに~


小学校が終わった午後4時頃から、こどもたちの「こんにちはー!」という声がポツポツと聞こえはじめ、午後5時半にはまるで町の集会所のように賑やかになりました。

この日のメニューはチキンカツカレー。こどもたちの目がキラキラと輝きます。

話を聞く中で、近江さんからは「こどもたちがここでげんきでいられるんやったら、それで十分やね」と、素敵な言葉が。「こども食堂すまいる遠里小野」は次回もきっと、たくさんの子どもたちの笑い声であふれていることでしょう。

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