地域こども支援ネットワーク事業

地域のさまざまなこどもの居場所活動

ちゅうおうこども基地局(中央区)

[ 2026/04/15 更新 ]

「都会の中で基地をつくる」

「基地」それはこどもだけでなく大人にとっても魅惑的な響きですが、そんな魅力にあふれたこども食堂『ちゅうおうこども基地局』が中央区難波千日前にあります。会場である河原会館は道具屋筋商店街の裏手にある小さな公園の中にあり、「会館のドアを開けるとすぐ公園」というなんとも恵まれた環境です。昨年の9月から、近隣の飲食店の協力のもと毎週木曜日に開催しており、こどもがこどもを誘って来たり、ママ友の口コミで広がっています。また、未就学児から小学生の参加が多く、中央区だけでなく近隣の区からの参加もあるとのこと。

「最初は虐待や孤食を減らしたいという思いで始めた」とNPO法人センターベース理事の瀧本雄介さん(以下、瀧本さん)。けれど、活動を進めていくなかで「誰でも気軽に来やすいこども食堂をしたいという思いに変わっていった」とのこと。自身も一児のパパで、とにかく楽しいことがしたいという瀧本さんは、こどもたちと一緒に鬼ごっこや大縄跳び、綱引きをするときも全力です。雨の日は2階和室で、こどもたちが喜びそうな紙芝居や福笑いなどをネットで探し、自作し、いざ実践。「物語よりクイズ形式の紙芝居のほうが受ける」など反応を見ながら、そして瀧本さん自身も楽しみながら試しているそう。

つい最近、近隣の方が「こども食堂をここでやってくれて本当にありがとう」と何度も言いながら寄附してくださったとのこと。また、“こんなに走り回って遊べるこども食堂はない”と保護者から喜ばれるけれど、手伝ってくれる人や一緒に考えてくれる人がいたからできたこと。自分一人ではできなかった」と笑顔で話す瀧本さん。

今後は、音楽を取り入れこどもたちによるコンサートを開きたい、どこかへ遠足やキャンプにもいきたい、と夢は広がります。また、「もっと若い世代に、少子化問題など日本の現状や将来のことを正しく理解してほしい。そのために大学などの学校へ行っていろいろなことを伝えたい」という熱い想いを語ってくれました。いつも全力で取り組む瀧本さんたちを慕って、またこどもたちも集まるといういい循環がこの基地にはありました。

 

食事は近くにある飲食店から運ばれてきます

 

回す方も大変な大縄跳びに挑戦

 

瀧本基地局長のもとにみんな集まります

 

 

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