地域こども支援ネットワーク事業

地域のさまざまなこどもの居場所活動

『憩い(いこい)』『わくわく探検隊』『ドキドキつくり隊』(中央区)

[ 2025/12/15 更新 ]

「やってみたい」を形に!こどもたちのワクワクを応援する居場所

中央区の谷町九丁目駅から坂道を下っていくと、神社の一角からにぎやかな声が聞こえてきました。その声を頼りに鳥居をくぐって公園内の石畳道を進むと、『しぶちー』代表の高橋佳代さん(以下、高橋さん)と男の子が「エイッ!ヤァッ!」と、チャンバラごっこを楽しんでいました。

公園の前にある古民家で、毎週月・水・金曜日の朝9時~14時半に開かれているフリースペース型の居場所 『憩い(いこい)』 は 『しぶちー』 の活動の1つです。不登校や学校を休みがちな小中学生が平日の朝から通え、工作やゲーム、外遊びなどをして自由に過ごすことができます。

『しぶちー』では、『憩い』のほかにも、自然の中でハイキングをしながら心と体をリフレッシュさせる『わくわく探検隊』や、支援者がひきこもりがちなこどもの自宅を訪問して子どもと遊びながらコミュニケーションをとる『ドキドキつくり隊』など幅広い活動を行っており、「学校は苦手でも、友だちと一緒にさまざまな体験をして、豊かなこども時代を過ごしてほしいんです」と、高橋さんは話します。

こどもたちは高橋さんのことを“かよさん”と呼び、「かよさん、今日は工作をしよう!」「次はオリジナル鬼ごっこをしたい!」と、目を輝かせています。しかし、初めからそうだったわけではありません。『憩い』に来ても何をすればいいのか分からず戸惑っていた子もいたのだそう。

「私はこどもたちの“先生”ではなく、どんなときも自分を受け入れてくれる“かよさん”でありたい。“上手いか下手か”ではなく、こどもたちの“やりたい”や“作りたい”気持ちに目を向けて、それを形にする過程を一緒にワクワクしながら応援することが私の役目です。そうしているうちに、こどもたちの心にやりたいことがいっぱい芽生えてきて自分の言葉で教えてくれるようになりました」と、はにかみながら話します。さらに、「こどもたちの笑顔、変化や成長、自由なアイデアの数々が、私の喜びであり原動力です」と頷きながら言葉を続けました。

今後は、『ドキドキつくり隊』をひきこもりがちであっても、“家の中で色んな楽しい経験ができる活動”へと展開していきたいと語ります。そのために、自分の趣味や特技を生かして“こどもたちに楽しい体験を提供してくれる人”を大募集中!!今日のわくわく・ドキドキが未来への一歩となるように、『しぶちー』とこどもたちの“やってみたい”への挑戦は続きます。

 

バルーンアート同好会のみなさんと一生懸命制作中

 

月1~2回、休日はみんなで自然の中を大探検!

 

『憩い』の看板ぬいぐるみ“なぞた”の絵。こどもたちにも大人気です。

活動を応援したい方へ