| 社会福祉協議会(略称:社協)は、社会福祉法に位置づけられた「地域福祉の推進」を図ることを目的とする民間団体です。 |
| 住民や地域団体、民生委員・児童委員、社会福祉施設、NPO、企業などと連携し、互いにつながり、支え合い、誰もが安心して自分らしく暮らすことができるよう、さまざまな活動を展開しています。 |
| 具体的には地域福祉活動の立上げから継続の支援、ボランティアの育成や需給調整、関係団体のネットワークづくり、生活や福祉に関するお困りの方への相談支援など、その役割は多岐にわたります。 |
| そんな社協についてわかりやすく伝えられるよう、入職3年目~6年目の若手職員に社協として担当している仕事やそこに込める思いを聞きました。 |
| ※本記事は、7月29日に開催した大阪市社協内定者説明会の内容をもとに編集しています。 |
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| <藤井包括支援担当主事> |
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| ―具体的な仕事内容を教えてください。 |
| 地域の高齢者やその家族から、介護や福祉に関する相談を受け、介護サービスや社会資源につなげたり、ケアマネージャーなどから困難ケースの相談を受け、助言や地域ケア会議を開催しています。また、地域住民向けに介護予防や高齢者の権利擁護に関する勉強会を開催したり、地域包括支援センターの周知や地域関係者との関係を構築するため、地域活動へ参加することもあります。 |
| ※地域包括支援センターとは、介護・福祉・保健などに関する地域の高齢者の総合相談窓口。主任介護支援専門員(主任ケアマネジャー)、社会福祉士、保健師や看護師などの専門職が、介護、福祉、保健などに関して、地域住民からの相談に応じたり、高齢者を支える地域づくりを進めたり、介護予防ケアプランの作成やサービスを利用するためのお手伝いをしています。また、成年後見制度の活用や虐待防止などの高齢者の権利を守る取組みなど、さまざまなかたちで地域の高齢者の生活を支える業務をしています。 |
 ▲ケースを共有し連携した支援を実施 |
| ―どのような時にやりがいを感じますか。 |