TOPページ活動れぽーと一覧東住吉区湯里小学校にて「キッズサポーターの声かけ訓練」が開催されました。
東住吉区湯里小学校にて「キッズサポーターの声かけ訓練」が開催されました。
東住吉区湯里小学校にて「キッズサポーターの声かけ訓練」が開催されました。
<声かけミッション開始!>
東住吉区湯里小学校にて「キッズサポーターの声かけ訓練」が開催されました。同小学校では東住吉区キャラバン・メイト連絡会の協力のもと数年前からキッズサポーター養成に取り組んでいます。この日も副区長や地域の元気アップリーダーさんをはじめとする多くの方が参加され、6年生のこどもたちが声かけ訓練をおこないました。
東住吉区キャラバン・メイト連絡会のキャラクターのメンちゃんも駆け付け、まずは一緒にお勉強です。認知症についておさらいをした後、「劇団メンちゃんズ」の方々が演じる認知症の方への関わり方をみてイメージを膨らませます。そして実際に町に出て、困っていそうな人(訓練の協力者)に声をかけてどう解決するか考える、声かけミッションへ出発します。
地図に記された道順に沿って周りを見渡しながら歩いて行くと、早速困っていそうな人に出会いました。こどもたちがゆっくりと話を聞いていくと「家に帰りたいが、家がわからない」とのこと。こどもたちは相談をして「大人の人に助けてもらおう」と同地域の連合町会長である田下会長のところへその方をお連れし、事情を伝えたところでミッションは終了。その後、学校に戻りみんなで振り返りをしました。
こどもたちからは「話しかけるのが難しかった」「困っている人を助けられたから良かった」などの感想が聞かれました。最後に、校長先生から「一生懸命に話を聞き『何とかしてあげたい』という気持ちが伝わった」との講評がありました。振り返り場面で「見て見ぬふりをしないのが湯里の子」という言葉がありました。この言葉のとおり、湯里小学校キッズサポーターのこどもたちが、この日の経験や学びを活かしていってくれれば、認知症になっても安心して暮らせるまちづくりにつながっていくのではと心強く感じました。
(大阪市キャラバン・メイト事務局)