TOPページ活動れぽーと一覧平野区地域声かけ・見守り訓練に参加しました。
平野区地域声かけ・見守り訓練に参加しました。
平野区地域声かけ・見守り訓練に参加しました。
平野区平野地域において平野地域ネットワーク委員会、平野区キャラバン・メイト連絡会の共催で開催された「声かけ見守り訓練」に参加してきました。
この訓練は、平野地域の高齢者を見守る「ふれあい員」の研修としても位置付けられており、今年で4年目を迎えます。10月には、キャラバン・メイトを講師に迎え、認知症についての事前学習もおこなわれました。開会にあたり、事務局より「誰かが声を掛けるだろうと思いがちですが、昔、世話になった人、身内だと思って接してください」と話があり、訓練がスタート。
3人1組で地域に出かけ、気になる人に声を掛けます。何かを探しながら歩いている様子の方には「なにかお探しですか」と声をかけ、昔よく行っていたという店に一緒にお連れします。道中もご本人が不安にならないよう声を掛けながら歩きます。商店街では、お店の方から「今日は何や~、いつもの訓練か」と声をかけられる場面もあり、地域に訓練が根付いている様子がうかがわれ、継続していくことの意義を感じました。
今回は、見守りシールを活用し、家族や地域包括支援センター、見守り相談室に連絡をして現場に駆けつけてもらうという実践さながらの訓練も行われました。
訓練終了後の振り返りでは、「後ろからではなく、前から、目線を合わせてから声を掛けてもらうと安心できる」「リラックスして声を掛けると相手も緊張感が少ない」などのたくさんの気づきが話し合われました。
ふれあい員さんの中には、認知症サポーターの方もたくさんいらっしゃるとのこと。声掛け訓練によって、知識として学んだことを実践することにつながっていると感じました。
(大阪市キャラバン・メイト事務局)