平成３１年２月２日（土）、砂防会館（東京都千代田区）で「平成３０年認知症サポーター表彰・報告会」が開催されました。主催は「全国キャラバン・メイト連絡協議会」。この表彰・報告会はサポーターの活動の先進的事例、サポーターの活動を推進するステップアップ講座の展開、工夫事例等を表彰するとともに、全国のサポーターやキャラバン・メイト活動のヒントとなる実践例を報告する場として毎年開催されているものです。

今年は、大阪市内のキッズサポーター中西七海さん（城東中学校３年）をはじめ２名のキッズサポーターが応募、見事に２名とも入選し、表彰されました。

表彰・報告会に参加したキッズサポーターからは「にん知しょうの学習をしてにん知しょうの方の気持ちにたって行動したらいいと分かりました。みなさん、にん知しょうのことについて学習や活動したのに1人1人伝え方がちがっておどろいたし、いろいろな考え方があると分かってよかったです。」というコメントが寄せられました。

表彰された作品は次のとおりです。

佳作 ●〈個人〉大阪市立城東中学校３年　　中西 七海さん　　〈寸劇用シナリオ〉

認知症のおばあちゃんと孫のやりとりを描いた寸劇のシナリオです。５～１０分程度の寸劇を想定したシナリオで、小学生向けと中学生向けの２通りあります。 前半の４ページ目までは共通したシナリオで、後半が違う内容になっています。

佳作 ●〈個人〉大阪市立平野小学校　〈ロバ隊長クッキー（レシピ）〉

おばあちゃんと一緒に作ったロバ隊長のクッキーのレシピです。ロバ隊長のイラストの入ったかわいいクッキーです。

認知症のことを学んで活動するキッズサポーターの存在は、「認知症のひとをささえるまち大阪」にとって心強いことです。

ご受賞おめでとうございます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜大阪市キャラバン・メイト事務局＞