2023.10.02

元気いっぱい!笑顔あふれる!こどもがつくりあげるスマイルカフェ

 

こどもが主体となって、カフェの運営を考える
令和5年8月5日、淀川区社協で「スマイルカフェ」が開催されました。運営をしているのは区内に住むこども(小中学生)です。カフェの運営を通じ、こどもたちが地域の多様な人との関わりから成長する力を育み、福祉教育とキャリア教育につながればとの思いで区社協が主催しています。

令和5年6月から毎月1回、土曜日の午後1時30分から3時まで開催しています。どなたが来ても楽しめるカフェにするため、毎月1回「こども会議」を実施し、前回のふりかえりや反省を活かして当日提供するメニュー、役割分担、今後、どのようなカフェにしていきたいかなどを、こどもたちが中心になって話し合っています。

まずは、接客やカフェのながれを学べるよう8月までお試し開催として無料で提供していましたが、9月からは有料での提供となるので、こどもたちがお金の管理もしていきます。

▲「いつも楽しい!!」と運営しているこどもたち

運営側、参加側にとっても居場所づくり
当日は、近隣地域の掲示板や区社協の公式LINE、区社協で実施しているオレンジカフェ、こどもたちの口コミなどで周知していたこともあり、たくさんの方の参加がありました。親子連れや高齢者、外国につながる市民の参加もあり、多世代交流や国際交流の機会にもなりました。話しやすい雰囲気になっており、参加者同士がつながる場、また、社協職員もいるので、暮らしに関する困りごとを相談できる場にもなっていました。活動者として、学生のボランティアも関わっており、こどもたちは年齢が近いお兄さんお姉さんと一緒に活動していることで、安心して楽しみながら運営していました。

▲エプロンを着用し、カフェ店員をがんばりました

経験していくことでの成長
開催当初は、恥ずかしさもあってか、参加者へ注文を取りにいくことができないこどももいましたが、回数を重ねるなかで段々と自分から話しかけることができるようになってきました。また、カフェの運営を通して自分たちでできることや配慮することなどを考える機会にもなっています。

参加者からは、「こどもたちが一生懸命がんばっている姿を見てこちらも元気をもらえている」「ワイワイとした空間なので、自然と楽しく参加できている」などの声がありました。

区社協の前田歩美地域支援担当主事は「こどもたちが主役になり、地域の方々の居場所を一緒につくりたいと考え、スマイルカフェの実施に至りました。こどもたちの反応に不安はありましたが、事前の準備から当日の運営までみんなで力を合わせて取り組み、地域の方々に喜んでもらおうと一生懸命な姿を見て、こどもが持つ様々な力に感銘を受けました。今後は、拠点を区社協のみならず地域に広げていきたいです」と話しました。

※本記事は、広報誌「大阪の社会福祉」令和5年9月号掲載記事に基づき作成しています。
お問合せ:大阪市淀川区社会福祉協議会