2024.06.05

すみよし子ども映画会

地域に住むこどもたちのために映画会を実施
 住吉区地域・子ども食堂連絡会(※)の主催により、4月27日(土)に午前・午後の2部制で、錦秀会住吉区民センターを会場に「すみよし子ども映画会」が開催されました。開催にあたり、住吉区社協も共催し、午前・午後で合わせて約1,100人もの参加があり、たくさんの方が楽しみました。
 (※住吉区内で活動している地域・子ども食堂の活動者や区社協、区役所の区長はじめ担当課長や担当職員も参加し、連絡会・役員会を年4回程度実施して、情報交換や連絡会としての活動について話し合っています)
 この取組みは、区内の地域・こども食堂を知ってもらえるようにとの思いで、周知活動の一環として、またゴールデンウイーク等の連休にどこにも行けないこどももいるのではないかと考え、そうしたこどもたちにとっても思い出づくりの機会として、地域や区内の小中学校にも幅広く周知し、実施に至りました。

▲区内の地域・こども食堂を知ってもらえるように、ポスターを作成し、団体も増えてきたので、リーフレットも新しく作成しました

 今回は「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」を上映し、映画会終了後にはスーパーボールすくいや折り紙でマリオ・ルイージの帽子をつくるワークショップもおこない、多くのこどもたちが参加し、各食堂のボランティアスタッフと交流しながら、にぎわっていました。
 また、近隣の高校生もボランティアとして参加してくれており、マリオやルイージのコスチュームを着て盛り上げてくれました。
 参加者に映画を見た後、シールを貼ってもらう形式で実施したアンケートでは、大多数の方が「おもしろかった」にシールを貼ってくれていました。全体アンケートの結果からは、来場者の約7割は子ども食堂のことを知っていましたが、「行ったことがある」人は約2割、「今度行ってみたい」と約7割の人が回答してくれ、映画会を実施した甲斐がありました。
 
区内の地域・子ども食堂を知ってもらい、参加のきっかけに
 住吉区地域・子ども食堂連絡会会長で自身も子ども食堂を運営する山本周平さんは、「たくさんの方の参加があり、こどもたちの喜ぶ顔を見ることができてとても嬉しいです。区内には子ども食堂が20か所ほどあります。今回の映画会でこども食堂マップを配布しているので、ぜひとも近くのこども食堂に行ってみて、参加してほしいです。来年も、皆さんと協力して、取り組みたいと思います」と話しました。
 開催に関わった住吉区社協の三宅陸斗地域支援担当主事は、「今年度は学校への事前周知を丁寧におこなったことで、申込開始から即日で2部とも定員に達し、多くの方に楽しんでいただきました。アンケートでは「とても楽しく見ることができ、こどもたちも喜んでいました」「楽しいイベントをありがとうございました」などの声があり、子ども食堂の周知にもつながったかと思います。今後も、こどもが楽しめる企画やクリスマスなどを通じ、事務局として地域・子ども食堂の支援に力を入れていきたいです」と話しました。

▲午前・午後で予想以上の参加がありました

▲区内のこども食堂について住吉区地域・子ども食堂連絡会の山本会長から説明

 
映画会終了後

 

~折り紙でマリオ・ルイージの帽子づくりのワークショップ~
~スーパーボールすくい~