2021.01.29

【住之江区】タブレット端末で地域と区社協の情報共有を加速


※本記事は大阪市社会福祉協議会ホームページの過去の掲載記事を転載しています。情報は記事掲載時点のものであること、また、リンク設定が一部無効となっている場合があることをご了承ください。

住之江区社協では、地域と区社協の連携強化や、地域福祉活動におけるICT活用を進めるため、区社協と区内14地域の福祉会館にタブレット端末(iPad)を導入しました。

11月18日の地区社協会長会でのお披露目を経て、11月27日に開催された「あったかネット連絡会」では、各地域の福祉会館を拠点に活動する「見守りあったかネットコーディネーター」(ネットワーク推進員)が集まり、区社協職員らとともに、これから貸与されるタブレットの使い方を学んびました。

「今日はタブレットを使って遊んでみましょう」と切り出したのは、区社協・地域支援担当の谷口文香さん。まずは「今年はコロナで旅行も行けなかったですよね」とグーグルマップを使って旅行気分を味わいます。メモ機能で絵を描く体験をした後、「実はこれ、メールアドレスを交換しなくても送り合えるんです」とAirDrop機能を紹介しました。即席で描かれた力作が会場内の全端末に瞬時に共有され、和気あいあいと盛りあがりながら便利機能を体感しました。新たなツールに抵抗感や苦手意識が先行しないよう、楽しみながら慣れてほしいと、区社協で説明と体験の流れを組み立てたといいます。

後半は、タブレットに搭載された「LINE WORKS」について説明しました。日頃から使い慣れたLINEの有料版で区社協と14地域がつながることで、情報共有スピードが一気に加速することが期待できます。

本格的な活用はこれからです。Zoomでの会議、リモートでの合同研修のほか、サロン活動では動画共有サイトをプロジェクターで投映すれば、映画会やカラオケ大会もできます。災害時の区社協・地域間の連絡や、いずれは地域の見守りのツールにもなれば…と想像は膨らみます。「こんな風に使ってみた!」という、新たな発見がこれから飛び交うことでしょう。

▲近距離でビデオ通話を練習


本記事は、「大阪の社会福祉」第788号(令和3年1月発行)の掲載記事をもとに作成しています。

(担当:地域福祉課)