2020.06.03
【都島区】「おうち日和」をお届け
※本記事は大阪市社会福祉協議会ホームページの過去の掲載記事を転載しています。情報は記事掲載時点のものであること、また、リンク設定が一部無効となっている場合があることをご了承ください。
都島区社協では、区役所から事業を受託し、身近な福祉の相談窓口として「地域福祉コーディネーター」を区内各地域(全9地域)に配置しています。
新型コロナウイルス感染症の影響により、地域活動の中止が相次ぎ、閉じこもりがちな生活を余儀なくされた中、地域福祉コーディネーターのもとには、一人暮らしの高齢者や障がい者から「何日も話す人がいない」「身体が動きにくくなってきた」「曜日や日にちがわかりづらくなってきた」など不安な声が寄せられました。 これまで活躍してきたボランティアの方々も先行きが見えずに戸惑いを感じる中、区内の地域福祉コーディネーターの「これまでのつながりが途切れてしまわないように」という熱い想いから、「地域福祉コーディネーター新聞『おうち日和』」を発行することになりました。 区社協の見守り相談室、生活支援コーディネーター、地域支援担当、介護予防担当、地域包括支援センターなど、各部門が協働しながら、各地域での取組みをバックアップしています。 新聞には、「みやこりん」出演のタオル体操や自宅にいても身体機能を維持できる運動を掲載。また、区社協や地域福祉コーディネーターに相談をしてもらいやすいように相談窓口の情報を伝える内容となっています。現在、市社協・区社協で推進している「外出自粛高齢者・障がい者等見守り支援事業」の啓発物品(タオル)も一緒に配付しています。 都島区社協・見守り相談室管理者の川原佳代さんは「新聞の配付を通じて、自宅で一人でいたとしても“誰かとつながっている”よう感じてもらいたい。何か気になることがあったら、地域福祉コーディネーターや区社協へ相談が入ったりと、ゆるやかにつながっておくことができれば」と取組みに込めた思いを話します。 感染リスクに気をつけながらも、今できることを。地域ごとに工夫を重ねながら、人と人とのつながりを絶やさない実践を続けています。 (地域福祉課) |