2020.05.15

【此花区】このはな手作りマスクプロジェクト


※本記事は大阪市社会福祉協議会ホームページの過去の掲載記事を転載しています。情報は記事掲載時点のものであること、また、リンク設定が一部無効となっている場合があることをご了承ください。

此花区社協では、地域の方々に協力を呼びかけて、社会福祉施設にマスクを提供する取組みをすすめています。

きっかけは4月上旬、社会福祉施設の方から「マスクが不足して困っている」という声を聞いたこと。これを受けて、区社協からこれまでつながりのあった登録ボランティアや、Facebookでの発信などで、手作り・使い捨てを問わず、マスクの寄付を呼びかけました。

▲Facebookで呼びかけ


手作りマスクを作ってきてくれた方が、材料の布を持ち帰って、再びマスクをつくってきてくれたりと地域の方々の温かい気持ちがたくさん寄せられました。

▲区内の方々から寄せられたマスクや材料の布


区社会福祉施設連絡会の加盟施設それぞれにマスクの必要数や、この事態の中での近況などを聞き取って配付。施設からは喜びの声が寄せられています。

▲生活介護事業所「ぶるうむ此花」(障がい者支援施設)のホームページ記事から

社協として、困っているという声を拾って、これまでのネットワークを活かしながら、地域の思いをつないでいく取組み。区社協のさまざまな部門が協力体制を組んで、それぞれのつながりを活かして関わっています。

今年4月に新規採用職員として着任し、この取組みに関わる此花区社協 地域支援担当の小林加奈さんは「この状況で地域になかなか出られない中ですが、地域の方や施設とのやりとりを通して、地域の方々のお互いを助け合う思いに触れることができました。コロナが落ち着いたら、もっと地域に出向いて住民の方々と一緒に取組みをすすめていきたいです」と話しました。

(担当:地域福祉課)