2020.06.12

【此花区】区独自の「見守りタイ」活動をまとめた冊子を作成


※本記事は大阪市社会福祉協議会ホームページの過去の掲載記事を転載しています。情報は記事掲載時点のものであること、また、リンク設定が一部無効となっている場合があることをご了承ください。

此花区では、平成25年度から区独自の取組みとして「このはな地域見守りタイ事業」を推進しています。事業を推進する此花区社協では、これまでの活動をまとめた冊子『このはな地域見守りタイ活動集』を発行しました。

▲冊子はA4判・14ページ


冊子のねらいは2つ。①見守り活動をより多くの区民に知ってもらうことで活動者を増やし、見守りを必要とする人への支援を広げること。そして②現在の活動者に見守りのポイントや活動の重要性を再確認してもらうこと。今年度、区内で実施する見守りに関する研修でも積極的に活用していく予定だそうです。

▲イラスト入りで事例を紹介

区社協で作成を担当した職員は「おすすめは5つの事例の部分です。多くの住民の方に理解してもらいやすいようにイラスを多く用いています。また、見守りタイの方以外にも、地域の中にはさまざまな活動を通して、見守りをしてくださっている方がいます。そのような見守り活動が、ときに命を救ったり、必要な支援につなげたり、誰かのためになっているということを知ってもらうことから、見守り活動の仲間を広げていければと思います。グループ内でもお互いを見守り合う活動ができることなどを事例を通して伝えられれば」と話します。

▲見守りして見守りされる…お互いに見守り合うグループも

その他、見守りと言えば高齢者が対象というイメージがあるかもしれませんが、障がいのある人や子どもも見守り対象になることも示されています。

事業の立上げから約7年が経過する中で、この冊子を通して、あらためて活動の意義を確認しながら、より充実した取組みに発展していくことが期待されます。


『このはな地域見守りタイ活動報告集』

● 「このはな地域見守りタイ」とは

● 「このはな地域見守りタイ」活動事例

①見守り活動によって命を救った

②専門職につながった

③対象者は子どもから高齢者まで

④見守り活動は1人じゃない

⑤見守りして見守りされる

● 「このはな地域見守りタイ」ボランティア

・全体研修の実施歴

・地域別研修会の実施歴

・これまでの活動実績について

● 関係機関の連絡先

● 歴代見守りタイリーダー名簿


▲活動内容など関心のある方は此花区社協まで

冊子に関する問合せ(内容の詳細、提供希望など)は此花区社協(電話:06-6462-1224)まで。


(地域福祉課)