2020.05.01
【中央区】外出自粛の中でも見守り・つながり続ける
※本記事は大阪市社会福祉協議会ホームページの過去の掲載記事を転載しています。情報は記事掲載時点のものであること、また、リンク設定が一部無効となっている場合があることをご了承ください。
新型コロナウイルス感染症により外出自粛が要請される中、中央区社協では、自宅で過ごす高齢者のニーズ把握と見守りを兼ねた情報提供をすすめている。
■ まずは声を聞くことから 【聞き取り項目と高齢者から寄せられた声(一部)】 ②外出自粛をする中で、健康のために工夫していることはありますか? ③今知りたい情報はありますか?または、したいことはありますか? ■ 職員実演の体操チラシを作成 4月下旬から、このチラシを地域福祉コーディネーター等に提供し、地域での見守りツールとしての活用を提案。大谷さんは「外出機会が減る中で、転倒して入院する高齢者も増えていると聞くので、高齢者の方には、このチラシを冷蔵庫などに貼って、1日5分、日替わりで体操してもらえたら。地域福祉コーディネーターには、このチラシを見守りのきっかけにしてほしい」と話す。 ■ 難しさや迷いの中でも 見守りを継続 「普段から訪問を楽しみに待ってくれていて、“あんたの顔見たら元気なるわ”と言ってくれる人もいます。今は人との接触を避けることが原則ですが、最近つながりができた人の場合、訪問ではなく電話だと誰だかわかってもらえないこともあるんです」。この状況で見守る難しさを感じながらも、感染予防に留意して、相手に合わせた方法での見守りを続けている。 「高齢者の方には、外出自粛を呼びかけながらも、適度に散歩・運動することをすすめています。それと、以前から関わりがある方のもの忘れが気になっているけど、今の状況でどのタイミングでどう動こうか悩んでいて…」。そんな悩みは区社協職員に相談しながら、困難な状況の中で見守り・つながりを途絶えさせないためのかけがえのない役割を担っている。 *この記事は、広報誌「大阪の社会福祉」780号(令和2年5月発行)掲載内容に基づき作成しています。 (担当:地域福祉課) |