2026.08.06
<鶴見区>第2回 社会福祉講演会 包括的な社会の実現を目指して ~LGBTQについて知る~
| 鶴見区社協は、令和8年2月21日に鶴見区民センターで「包括的な社会の実現を目指して~LGBTQについて知る~」と題し、NPO法人LGBTQユースサポート・プライドプロジェクト代表の本多まささんを講師に招き、社会福祉講演会を開催しました。 |
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| ▮性に関するイメージは人それぞれ |
| 講義では最初に、本多さんからLGBTQについての説明がありました。本多さんは、「性のあり方の頭文字をとって名前がついていますが、これはまだ一部で、名前がついていないものもあります。自分がどのように思っているかが重要であり、一人ひとりが性を表現できることが大事だと考えます」と話しました。 |
| 説明の後、写真を見ながら、どこを見て性を判断しているのかを考える時間も設けました。本多さんは、「小中学校で話した際に、生徒へ聞いてみると『顔を見て何となく判断している』『服装を見て判断している』などの声を聞きます。多様な性で生きている人が身近におり、ジェンダーに関するイメージは人それぞれということに気づくことが大切です」と話しました。
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| ▮共感と受容の姿勢が大切 |
| LGBTQユースの実態として、「おかま、ゲイといじめられて不登校となり、自分を傷つけるようになった」「自分自身の性別がよくわからず、相談できる大人がいない」「ロールモデルがおらず、自己肯定ができない」などのこれまで寄せられた相談内容を報告した後、本多さんが経験談を語りました。「私は中学生時代にうまく対応できず、周りにからかわれた経験があります。ただ、高校時代に初めて性を打ち明けた際、『まさはまさでええやん』と言ってくれた友達がおり、そう言ってくれたことがとても大きかったです」と本多さんは話しました。 |
| 経験談に続き、今回の講演会のテーマでもある「包括的な社会の実現を目指して」を考えるにあたり、本多さんは、「現状、LGBTQは学習指導要領に入っていないですし、社会制度のなかに多様なセクシュアリティが入っておらず、困っている人がいます。私たちにできることは、揺らぎや変化は当然あるかと思いますが、共感と受容の姿勢を意識していただき、安全に悩める環境づくりだと思います」と参加者へ伝えました。 |
![]() ▲共感と受容の姿勢が大切と語る本多さん
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| ▮100人いれば100通りの性の多様性 |
| 講義後の質問では、「心と身体の性別が異なることで戸惑いもあったかと思います。その際に心の支えとなったことを教えてほしいです」「同じ悩みを抱える人同士がつながれる仲間づくりをどのようにしていけばよいでしょうか」「世の中で理解を得るためにはどのようなはたらきかけが必要だと思いますか」などがありました。 |
| 質問に対して、本多さんは自身の経験から、「家族から理解してもらえず、離れて暮らすことになりました。ただ、その時に頼れる人がいたことが大きく、1人だったら耐えることができなかったと思います。周りの人の存在のおかげで、家族との関係をやり直すことにもつながりました。また、仲間づくりにおいては、居場所づくりをしています。居場所では、ネットでつながることもできますが、私は直接会って会話し、人とのあたたかみを感じてほしいと思っています」と話しました。続けて、「講演会等を開催して啓発していくことも必要かと思いますが、講演会を聞いた方が周りの人にも伝えていってほしいです」と述べました。 |
| まとめとして、「100人いれば100通りの性の多様性があると思います。一人ひとりが理解し、共感と受容の姿勢を大切にしていただき、安心して過ごすことができる暮らしを一緒につくってほしいです」と本多さんは語りました。
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| ※本記事は、広報誌「大阪の社会福祉」令和8年5月号掲載記事に基づき作成しています。 |
| お問い合せ:大阪市鶴見区社会福祉協議会 |

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