共同募金とは
昭和22年、戦後の荒廃した社会の中で生まれた共同募金運動は、厳しい経済、社会環境の中で、民間の社会福祉事業を守り育成していくためには国の施策だけでは間に合わず、そのための財源確保が急務となり、「たすけあい・自助」の精神を基調として「共同募金」が始まりました。
社会福祉法で位置付けられた「共同募金」は、きめ細かく創意に満ちた福祉活動を行う民間社会福祉事業の財政的支援として大きな期待が寄せられており、広くご協力を呼びかけています。
大阪市社会福祉協議会も募金活動で集まった寄付金の配分を受け、地域福祉の充実に役立てています。
共同募金配分金を受けて実施している主な事業
社会福祉大会の開催
社会福祉功労者・ボランティア活動者等に、表彰・感謝状の贈呈をおこない、講演会も併せて実施しています。
機関紙、情報誌の発行
大阪市社会福祉協議会が発行している機関紙「大阪の社会福祉」やボランティア・市民活動センターが発行しているボランティア・市民活動情報誌「COMVO」の発行をしています。
居場所づくり支援事業
地域住民が集える居場所づくりの推進に向けて、活動を実施中、または新たに実施する団体・グループに対しての助成を実施しています。
メンタルヘルス相談事業
福祉職員が心の健康に不安を抱いたときに、継続して専門的な相談を受けられることで福祉人材の確保と定着に寄与するとともに、福祉サービスの質の向上を図ることを目的として、臨床心理士による電話相談及び来所相談(カウンセリング)を実施しています。