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若手職員学習会 「社会福祉協議会を伝える」

大阪市社協では、若手職員の育成のため、「社協若手職員学習会」を開催しています。参加対象は入職2~3年目の市社協・区社協の正規職員(現在42人)。今年度2回目の学習会が、12月27日、大阪市立社会福祉センターで開催されました。

■自分たちで出し合った課題をもとに企画運営

企画運営を担うのは、対象職員から選出された7人の企画委員。自分たちで出し合った課題をもとに、3回の企画委員会を重ねました。

▲課題を乗り越えるための企画を検討(第3回 企画委員会)

課題の中から、今回は特に「他者に伝える力」を身につけることに着目。自分たちの所属する「社会福祉協議会」を題材に、相手によって、どのような言葉で、どのような組立てで伝えればよいのか、講義と演習を通して学びました。

▲企画委員によるアイスブレイクから開始

■目的は違うが、使える手法は同じ

前半は、桃山学院大学講師で、商社勤務の経験をもつ南友二郎先生が「民間企業との対比から考える社協職員に求められる力」をテーマに講義。「企業と社協は、目的は違います。一方で、目的達成に向けた方法は、共通する部分も多い」と南先生。

ビジネスの現場で用いられるフレームワークとして、「PREP法」(結論→理由→事例→再度結論)、「SDS法」(要約→詳細→再度要約)といった伝え方の技術、「ロジックツリー」と呼ばれる問題の原因や解決策を整理する手法が伝えられました。

▲南先生からの講義

■「社会福祉協議会とは」を2分で説明

後半の演習では、「フレームワークを使って社協を効果的に伝える」に挑戦。説明する相手を①地域役員・活動者、②一般の地域住民、③社協以外の福祉専門職、④行政職員から選び、2分間で「社会福祉協議会とは」を説明します。

その際、講義で学んだ「SDS法」(要約→詳細→再度要約)を用いて、話の組立てを整理。具体的にあてはめると、次のような流れとなります。

「【要約】 社会福祉協議会は、一言で言うと・・・です。今から①・・・②・・・③・・・という3つのポイントで説明します →【詳細】 1点目は・・・です。2点目は・・・です。3点目は・・・です →【再度要約】 以上、まとめると・・・と言えます」

▲グループ内で一人ずつ説明

▲各グループで練った内容を全体発表

アンケートでは「フレームワークを通して考えると自分の中の意見にまとまりができた」「事業説明や社協の役割を伝える場面がたくさんあり、どうしたらうまく伝えられるか試行錯誤していた。学んだことを活かしたい」といった声も。今年度最終となる第3回は、社協の「5つ活動原則」と日頃の業務を照らし合わせるプログラムが予定されています。

(地域福祉課 田淵)

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