発信 あなたのそばの福祉のとりくみ

新規採用職員研修「社会福祉施設見学プログラム」を実施しました!(後編)

12月11日(金)に開催した新規採用職員研修「社会福祉施設見学プログラム」の後編をお伝えします。(前編はコチラから)


3ヵ所目として訪れたのは社会福祉法人永寿福祉会さん。同法人は平野区内に障がい者支援施設やグループホーム、特別養護老人ホーム、地域包括支援センターなどを運営しており、「地域でいただいたものは地域へ返す」との法人設立時の想いを大事にしながら地域に密着しながら事業に取り組まれています。

DSC06701

児玉施設長から分かりやすくお話しいただきました。

今回見学したのは、障がい者支援施設「永寿の里若葉」さん。主に知的に障がいのある人が通う施設で、児玉施設長から「スヌーズレン」という取組みの紹介がありました。「スヌーズレン」はオランダ発祥で、アロマの香りやオルゴールの音色など五感に直接刺激のある空間を整備し、利用者にとっても介助者にとっても落ち着きが得られるというもの。特色のある事業を実施することでオンリーワンの存在を示していくことの大切さを学びました。

DSC06700

スヌーズレンの部屋で心も身体もリラックス


最後となる4ヵ所目には社会福祉法人大阪自彊館さんにお伺いしました。同館は「自彊不息(じきょうやまず)」(自ら努めて励むこと)の精神で救護施設(*)の運営をはじめとした「あいりん」が抱える課題に積極的に取り組むほか、高齢者支援、障がい者支援等の事業を実施されています。

DSC06707

山田施設長から多岐にわたる事業概要を分かりやすくご説明いただきました。

今回お世話になったのは同館が運営する救護施設「三徳寮」さん。最後のセーフティネットの役割を果たす同施設は、生活保護法に定められている事業だけでなく、結核対策事業や緊急一時宿泊のほか、居場所として談話室や図書館を開放したり、あいりん相談室を設けるなど独自事業も展開し、真に必要な支援に取り組まれています。「相談室に来られた方には必ずお茶を出す」と山田施設長は話し、細やかな心配りも支援の一環において大切であることを学びました。

DSC06733

見学しているのは施設内にある図書館。一般利用もできます。

 

全4ヵ所を巡った新採職員からは「施設は地域の中で暮らす地域の一員であるという視点を養った」「施設についての理解を深め、連携を図っていきたい」との声があり、有意義な研修となりました。

 

総務課 秋田

 

(*)救護施設

身体上または精神上何らかの障がいがあって、独立して日常生活を送ることができない人が入所し、生活扶助を受ける施設(生活保護法第38条 第2項)

一覧はこちら