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居場所いろいろ④ オレンジカフェ「つくい~館」(平野区)

大阪市社協では、平成30年3月に策定した「大阪市地域福祉活動推進計画」の重点目標の一つに「人が集い・つながる場を拡げる」(居場所)を掲げ、さまざまなテーマ・形態の居場所づくりを応援しています。その一環として、広報誌「大阪の社会福祉」において、市内各地の特徴的な居場所を紹介するコーナー「居場所いろいろ」を連載しています。誌面で取りあげた居場所について、本コーナーでも順次紹介していきます。


コンビニに「オレンジカフェ」登場!―買い物ついでに、脳トレや情報交換を―

ローソン平野瓜破東一丁目店では、月1回、イートインスペースの一部が、オレンジ(認知症) カフェ「つくい~館」に変わる。運営するのは、同店内で介護相談窓口を構える「ツクイ・ケアコミュニティ大阪平野(株式会社ツクイ)」。管理者の今西奈保美さんは「認知症の方やそのご家族、地域の人たちが気軽に集い、交流できる場にしたい」と話す。

 

 

▲管理者の今西奈保美さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


9月のテーマは「脳活」。宮沢賢治や芥川龍之介など文豪作品の「なぞり書き」や「音読」がおこなわれた。スタッフは流行の脳トレ・健康情報を提供したり、手を休めた参加者に程よいタイミングで語りかけたり、カフェ内は終始、リラックスムード。参加者同士も、漢字の書き順から、玄米の炊き方までいろんな話題で盛りあがっていた。帰り際、「みんなでやるのが楽しい」「認知症の親と一緒に楽しく参加できる」「引きこもりがちだったのに毎回来ている」と笑顔で話した。スタンプカードにスタンプがたまるとローソンのマチカフェコーヒーが1杯無料になるのも、楽しみらしい。

▲大きな声を出すのは久しぶり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


同社は、ローソンと連携して、ローソン平野瓜破東一丁目店内イートインスペースに「介護相談窓口」を常設。オレンジカフェをはじめ、別の日におこなう健康教室や体組成計「インボディ」の測定イベントなどを通じて「介護相談」を身近にするのが本来のねらいだ。地域包括支援センターなど関係機関とも連携し、地域住民にとって、安心できる居場所となっている。ローソン店長も「会計がうまくできないなど、サポートが必要と感じるお客様には相談窓口を案内している」と話す。現在、介護相談窓口を併設したローソンは全国で17店舗(うちツクイは4店舗)。身近で訪れやすいコンビニ内で、地域の人々が集える居場所に、さらなる期待が膨らむ。


オレンジカフェ「つくい~館」

●主催:ツクイ・ケアコミュニティ大阪平野(株式会社ツクイ)

●日時:第3木曜日 14:00~15:00

●場所:ローソン平野瓜破東一丁目店イートインスペース内

●どなたでも参加できます(予約制・定員10名)

●料金:無料

●電話:06-4302-3171


本記事は、「大阪の社会福祉」第761号(平成30年10月発行)の掲載記事をもとに作成しています。

(担当:地域福祉課)

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