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地域を超えて話し合う「地域活動の後輩づくり」②(住之江区)

前回(第1回)から2週間を経て、11月4日(金)午後7時から、住之江区役所1階・きずなステーションにて「地域活動の後輩づくり」に向けた第2回の検討の場が開催されました。

*住之江区社協、住之江区まちづくりセンター(同区社協による受託運営)による「地域活動協議会  実務者交流会・人材発掘編」として全3回開催。

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▲前回をふりかえりながら検討テーマを提示する甲南女子大学准教授・鈴木大介先生

 

■関心があっても関われない背景

まずは前回「封じ手」として持ち越した「地域活動に関心がありながら関われない背景」を切り口に、話し合いをスタート。

「これをやらないといけない…何人集めて…という意識だと関わりにくい。やりたいことなら関わる、という人もいる。おもしろいところに人は集まる!」

「地域での役職に関わらず、単発でできることやったらしてくれる人も増えるかなあ」

「地域でつながると言っても“同世代・仲良しの人だけでいい”という人もいる。たくさんの人、多世代で関わることがなかなか理解されないのが悩みです」

「一人で参加するには照れくさい。グループ意識が入りづらさを生んでいるのかも。もし自分が今、別の地域に移り住んだら、地域でのボランティアはしないだろうなあと思う」

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■地域活動に新たに入っていく人の目線で考える

後半は少し視点を変えて、“地域活動に新たに入っていく人”の目線に立って「こんなところが関わりにくいのでは」もしくは「こんな地域なら関われるかも」をカードに書き出し、共有します。この問いには「こんな視点で見たことなかったなあ」という声も。

「何時に終わるかわからない、ダラダラと時間が経過するのが、関わりにくい要因。時間ごとに区切れば参加しやすい人もいると思う」

「一部の人が内輪で楽しんでいるような…何とも言えない雰囲気は関わりにくく感じると思います」

「一年間のスケジュールがわからない。そこが見えたら、この部分ならできる・やってみたいが出てきやすいかも」

「その活動を、誰と一緒にするか。“あの人と一緒ならする”という声は、PTAの役員を決めるときにも出ましたね」

「ボランティア活動がポイント制だったり、せめて交通費程度でも支給があれば…という人はいますね。私は、お金をもらうと逆にしんどいけど」

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「きっかけがあれば」「ちょっと興味はある」という人に、地域活動の仲間になってもらうにはどうすればいいか──。みなさん日頃意識はしながらも、正面から議論する場がなかったテーマだったようで、意見が一つ出されるたびに「それ、私も!」という共感や、「そんな考えもあるのか」という刺激が生まれる場となっています。

次回、11月22日(火)はいよいよ最終回。これまで検討してきた「こんな人材がほしい」「ここが関わりにくい要因」「こんな地域なら関われる」を踏まえて、地域活動の後輩づくりを実践に移していくためのプランニングに挑戦します。

(地域福祉課 田淵)

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