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地域で伝える 見守り活動のポイント(港区社協)

大阪市社協と大阪市民生委員児童委員協議会は、平成27年10月に冊子「見守り活動の手引き」を発行しました。

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見守り活動の意義とポイントをまとめたこの冊子を活用して、現在、港区社協では区内各地域のネットワーク委員会で「見守り活動のあれこれ  ~なんで見守りって必要なん?~」と題した説明を順次開催しています。

■事例を交えて見守りのポイントを共有

7月13日(水)午後7時からおこなわれた八幡屋地域ネットワーク委員会での説明場面に、大阪市社協職員も同席させていただきました。説明を務めたのは、港区社協・見守り支援ネットワーカーの田中未春さんです。

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▲スライドと冊子を用いて説明する田中さん

日頃から地域での見守り・気づきの役割を果たしておられるネットワーク委員のみなさんに、田中さんは「おさらいも含めて聞いていただければ」と切り出し、見守り活動には①発見する・つなぐ、②見守り、③予防といった目的があることを説明。見守りの方法についても、ご近所同士での「さりげない見守り」から、自宅への訪問といった「はたらきかける見守り」まで幅があることを話しました。

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冊子の掲載内容のみならず、港区社協が独自に作成した「見守り活動からつながったケース」も2つ紹介されました。誰が、どんな変化に気づき、支援機関にどうつながったか。それにより本人の暮らしはどう変わったのか。4コママンガ風のスライドでまとめられた事例は、具体的で踏み込んだ内容だけあって、みなさんも特にうなずきながら真剣に聞いておられました。

■ご近所だからこそできる 気づき・見守り・つなぎ

最後に、ネットワーク委員のみなさんへのメッセージとして「支援機関がキャッチできることは限られているけど、ご近所だからこそ気づけることがあります。気になる人、心配な人がいたら、まずは地域見守りコーディネーター(=港区内各地域1人配置)へ」「そして、一機関だけでは対応できない複数の課題があるケースも含めて、どこに相談していいかわからない場合などは、港区社会福祉協議会ひまわりにご相談ください。そのきっかけを大切にして、一緒にその後の関わりを考えていきたいと思います」と投げかけました。

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ご近所で暮らす住民同士だからこそキャッチできる変化や、ちょっとした気になること。その気づきを大切にしながら、住民と支援機関が手を取り合って、地域での暮らしを支えていくには、このような「学びの場」や「顔の見える接点づくり」が大切であるとあらためて感じました。

(地域福祉課 田淵)

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