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【都島区】再会の喜びを静かな笑顔で、 食事サービス再開へ

都島区桜宮地域食事サービス委員会では、普段から地元の給食業者を利用して、月2回会食型の食事サービスを実施している。

7月8日は、連日の雨にもかかわらず晴天に恵まれ、4カ月ぶりの食事サービスの再開にふさわしい一日となった。

ボランティア・利用者ともに手指の消毒、会食開始までマスクの着用、飛沫防止には、お互いの顔が見えやすいように、アクリル板より透明度の高いタキロン板を用意し、座席も離れて配置。お茶は各人にペットボトルから紙コップで配付、これまで手作りしていたお汁物はやめて、カットフルーツを業者に依頼するなど、コロナ感染防止に十分に配慮しながら始まった。

▲感染防止に十分に配慮し会食会を再開した都島区桜宮地域

食事サービス委員会の森田泰生委員長は、「休止中に施設入所した方もおられる。閉じこもりがちになることを心配しているご家族の声もよく聞く。それは地域の問題としてとらえている。近所でみなさんにお会いする度に早く始めてほしいとも言われていたので、私も今日の日が待ち遠しかったです」と挨拶。

コロナ禍ゆえに、参加者同士の会話は控えめではあったが、「久しぶり~」「元気やった?」その笑顔の中には、静かな喜びがあふれていた。

桜宮地域社会福祉協議会の玉川允敏会長からは「皆さんとこうして再会できて本当に嬉しい、これから少しずつ工夫しながら色んなものを皆さんと相談しながら再開していきたい」と話す。

都島区社協・地域支援担当の紙屋なつみさんは、「利用される方々の今日会えた喜びに溢れた笑顔やボランティアの方々への感謝の声、その声に応えるボランティアの方の真摯な姿勢と迎え入れる優しい仕草に、いつも以上に心を動かされました。新しい生活様式の実践の中、地域の活動の再開は、さまざまな困難が生じています。物理的な距離は必要となりましたが、心の距離はより近くなる、そんな桜宮地域の再開の姿がそこに確かにありました」と語る。

▲啓発チラシとお弁当


本記事は、「大阪の社会福祉」第783号(令和2年8月発行)の掲載記事をもとに作成しています。

(担当:地域福祉課)

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