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【淀川区】災害ボランティアセンター 運営ボランティア養成講座~カードゲームでマッチングを体験~

災害ボランティアセンターを体験で知る

▲「災害VCとは?」 参加者は熱心に聞き入っていました

9月19日、淀川区民センターで「第2回災害ボランティアセンター運営ボランティア養成講座」が開催されました。

第1回は、一般区民を対象に「津波・高潮ステーション(西区)」の見学がおこなわれました。第2回の今回は、一般社団法人ピースボート災害支援センターの指導のもと、災害ボランティアセンター(以下、災害VC)の機能や運営を考えるグループディスカッション形式のワークショップをおこないました。会場には、一般応募の地域住民、社協会長、町会長、地域の防災リーダーなど約60人が集まりました。

前半は、災害VCの位置づけや役割について説明がおこなわれました。災害VC運営の三原則は「被災者中心」「地元主体」「協働」であり、ボランティアの力を借りながら、復旧・復興に向けて取り組み、被災者の自立・生活再建をサポートするのが目的です。地元の実情を把握し、地域資源を再生・開発して、長期的な支援につなげていくことが求められます。具体的な運営業務の紹介は、参加者一人ひとりが「我が地域のこと」として、災害VCを総合的に理解するよい機会となりました。

後半は、「災害V Cマッチング体験カードゲーム」を活用して、参加者に運営ボランティアを体験してもらいます。進行役から渡される被災者のニーズカードの内容を把握し、多様な特徴を持つボランティアのカードをマッチングさせていく。途中、マスコミ対応や、けが人が発生したなどのハプニングが起こったときは、その都度、対応しなければなりません。各グループとも、地図を広げて、議論を重ねながら、案件に対し慎重に対応策を講じていました。

▲みんなで意見を出し合いマッチング体験


移り変わる状況にどう対応するか

また、災害VCを立ち上げた当初、大人数のボランティアがやってくる大型連休、数ヶ月を経て災害VCの閉鎖を視野に入れる時期など、3つのフェーズに分け、状況の移り変わりも体験します。対応が難しかったことや判断に迷ったことなどを振り返り、グループごとに発表し、「答えはひとつではないこと」「判断次第で状況が変わっていくこと」を実感しました。目の前に災害が起きたら、ゆっくりと考える余裕はないかもしれません。だからこそ、災害が起きる前に、多様な課題にふれておくことが必要です。

淀川区社協の三田和夫会長は「マッチングの難しさを実感した。被災状況やニーズを伝える立場として責任を感じました。地域に持ち帰り、みんなに伝えます」と話します。

同講座の企画者の一人、区社協・生活支援コーディネーターの谷澤庸介さんは、「地域と災害ボランティアセンターの連携は必須。地域社協会長や防災リーダーには、この体験を通じて、連携の入口に立ってほしいと思いました。そのためには、まず災害VCの存在と役割を知ってもらわなければなりません。今回の講座が、はじめの一歩になったらいいと思います」と期待しています。

▲最後に区社協職員より配慮が必要な方への対応方法を説明


本記事は、「大阪の社会福祉」第786号(令和2年11月発行)の掲載記事をもとに作成しています。

(担当:地域福祉課)

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