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【旭区】地域福祉活動の「再開」を一緒に考える ~小地域活動者大情報交換会~

▲活動再開への思いや不安をグループで共有

旭区社協では、最新の感染対策の情報や他の地域の活動状況を共有する場として、11月6日、旭区民センター大ホールで「小地域活動者大情報交換会」を開きました。集まったのは、ふれあい喫茶やふれあい型食事サービスなど、飲食を伴う活動をされている地域の方々。旭区内の各地域が飲食を伴う活動の再開について判断に迷う中、活動再開の後押しになればとの思いはもちろん、「地域で再開について話し合うきっかけになれば」との思いから企画しました。

まず、旭区役所保健福祉課の保健師・小山美保さんから「コロナ禍での介護予防活動~適切な予防について~」をテーマに、改めて新型コロナウイルスについて知り、感染しない・させない対策について学びました。

▲東住吉区社協の実践報告からヒントを得る

続いて、東住吉区社協の堀健一郎事務局長代理と生活支援コーディネーターの中地珠恵さんが、東住吉区での地域ごと・活動ごとの再開支援の取組みを報告。地域の役員やボランティアと一緒に、実際に会館でレイアウトや感染対策を考え試してみることで再開のイメージ作りをおこなったこと、また、区役所や地域包括支援センター、ブランチ、リハビリテーション連絡会、介護事業所と区社協が連携して「体組成計測定会」を開催し、地域の会館へ出向いてもらうきっかけを作ったことなどが話されました。

旭区でも区社協として何か支援できないかと考え、「ふれあい喫茶のチェックポイント」冊子を作成し、配付。感染予防チェックリストや注意書きの張り紙、受付簿などを取り出してコピーしやすいようにクリアポケットファイルが使われていたり、受付や会場の写真とあわせて分かりやすく注意点が書き込んであったりと、再開に向け活用しやすいように細やかな工夫がされています。

最後に、各グループに区社協職員が入り、情報交換・全体共有がおこなわれました。「無症状で人に感染させてしまうことが怖い」「百歳体操で使うおもりは消毒しなければならないのか」「暖房使用時は換気がしにくいが、いい方法はあるか」など、実際の活動を思い浮かべながらの意見・質問が寄せられ、活動再開に向けてそれぞれの思いを共有できる機会となりました。

旭区社協・生活支援コーディネーターの鎌田真央さんは「地域が活動再開に対して不安になったり心配したりする気持ちはよく分かる。今日の情報交換会はすぐに再開を勧めるものではない。これをヒントに地域で話し合ってもらい、区社協も一緒になって考えていきたい」と語りました。


本記事は、「大阪の社会福祉」第787号(令和2年12月発行)の掲載記事をもとに作成しています。

(担当:地域福祉課)

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