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【市社協・区社協】新型コロナウイルス感染症の理解と活動再開への支援

市社協では11月6日に区社協職員研修「新型コロナウイルス感染症の理解と活動再開への支援」をオンライン開催し、91人が参加しました。

福祉局高齢福祉課(講師:齊藤和美係長/保健師)による当日資料をもとに、活動再開を支援するうえで知っておきた点をまとめて紹介します。

感染状況は日々変化し、区ごとの方針やガイドライン等もあるため、ここで紹介する情報がすべての活動にあてはまるわけではありませんが、まずは正しい知識を共有して、区・地域の状況に合わせた活動再開について話し合ってみてください。


なぜつながりが必要なのか

新型コロナウイルスの感染を恐れる気持ちはなくなりませんが、集まらないことやつながりが途絶えることで、心身の健康に与える影響の大きさもまた見過ごすことができません。新型コロナウイルスの感染を正しく恐れながら、可能な限り、活動・交流を続けられる方法を考えていきましょう。


感染しない・させないために

新型コロナウイルスは飛沫感染・接触感染で感染します。ウイルスがある程度の量、粘膜(目・鼻・咽頭)に付着すると感染しますが、皮膚から吸収されるものではありません。

1⃣接触機会を減らす

実施時間を短縮する、オンラインツールを活用する、郵送を使うなど、直接対面する機会を減らします。

 

2⃣飛沫(ウイルス)を薄める

30分に1回、10分程度の換気をおこないます。窓を10 ㎝程度開け、扇風機やエアコンで風の流れを作ることも効果的です。

 

3⃣大声を出さない

マイクを使用したり、注意事項等は張り紙を活用したりします。

 

4⃣飛沫を浴びない

会話時は相手との距離をとる、マスク・フェイスシールド等を使用する、アクリル板で区切るなどの飛沫対策をします。これらを組み合わせるとよりリスクが下がります。歌う時は、口を開けない鼻歌や外向きに輪になって控えめに歌うなどの工夫が必要です。

 

5⃣飛沫が付着する物は個人使用・使い捨て

タオルの共用はせず、ペーパータオルを使用します。共有する物は、使用後に消毒する、または、触れずに3日間放置するようにします。週一回程度の使用であれば消毒は不要です。

飲食の際は、大皿で取り分けをせず、個別に用意します。

 

6⃣手洗い・うがい

ウイルスが付着した可能性があれば、手を石けん・流水で30秒程度洗い流します。手洗い後の消毒は不要です。うがいは手洗いの後、清潔な手でおこないます。


感染が起こりやすい状況をどう防ぐか

1⃣6⃣の感染防止策を講じていても、リスクはゼロにはなりません。しかし、万が一、陽性の方が参加していてもクラスター(集団感染)とならないように、対策をおこないます。

◎屋内活動
体を動かす場合は常時換気(気候がよい時期は全開、気候により全開できない時は冷暖房をつけて全部の窓を10㎝開放)し、マスクを着用します。講義形式の場合は30分に1回10分程度2方向の窓を10㎝開け、マスクを着用します。

◎ 発声・大きな呼吸を伴う活動
(歌・民謡・吹く楽器等)可能な限り、窓を全開します。気候により全開できない場合は冷暖房をつけて全窓を10㎝程度開放します。吹く楽器は、吹く方向・息の出口に人がいないようにします。マイクは一人ずつ消毒します。

◎屋外活動
常時2m以上距離をとれる場合はマスクなしでもよいですが、距離をとれない場合はマスクを着用します。

◎飲食
会話時は必ずマスクを着用します。食べる時はマスクを一瞬外し、食べ物等を口に入れたら、すぐマスクで覆う、あるいはアクリル板を適切に設置するなどの対策をします。調理時の味見は息の方向に人が立たないようにし、唾液が付いたものは放置しないようにします。


本記事は、「大阪の社会福祉」第787号(令和2年12月発行)の掲載記事をもとに作成しています。

(担当:地域福祉課)

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