発信 あなたのそばの福祉のとりくみ

【市社協】5分でわかる「コロナの中でもつながる方法」

大阪市社協では、7月28日に「コロナの中でもつながる方法」(全34ページ)を作成・公開しました。冊子の要約版として、さまざまな活動に取り組む団体が、活動の継続・再開や中止、代替策などを考える際の具体的な手順・視点について、新たな図解も交えてポイントを解説します。


 1⃣活動の目的と、この間の状況を見つめ直そう

改めて、そもそもの活動の目的を見つめ直してみましょう。活動に参加していた人たちは何を楽しみに参加し、休止中はどう過ごしていたのか。活動を担う人たちにとってはどんな場なのかなど「この活動は誰にとってどんな意味のある場なのか」を考えてみてください。

この事態の中で、顔の見えるつながりの大切さを実感した人、新たな手法(オンラインツールの活用など)を取り入れて気づきを得た人もいることでしょう。こうした思いをふりかえり、身近な人と共有することから始めましょう。


2⃣関連するガイドラインや資料を確認しよう
自分たちの活動に当てはまるガイドラインについて、区、市、全国的なものなどの最新情報を確認しましょう。会場ごとの使用ルールも確認が必要です。冊子では代表的なガイドラインを紹介しています。


3⃣夏場は熱中症にも気をつけよう
夏場は新型コロナウイルス対策と熱中症対策の両面を考える必要があります。冊子では、厚生労働省の資料をもとに、マスク着用、冷房・換気の方法などを示しています。


 4⃣話し合って、方向性を決めよう

活動団体のメンバーで1⃣2⃣3⃣を一緒に確認し、思いを出し合いながら、十分な理解のもとで判断しましょう。

集まる活動が難しい場合は、活動目的や、参加者の暮らしを思い浮かべながら、集まらなくてもつながる方法=「電話」「手紙・届けもの」「オンライン」「うちでできることのシェア」「自宅への訪問」などを考えてみましょう。

集まる活動を再開(継続)する場合は5⃣へとすすみます。「拠点で顔を合わせて物品を受け渡す(お弁当のテイクアウト方式など)」「飲食を伴わない活動で集まる(体操など)」「対策を講じて飲食を取り入れる」など、さまざまな段階が想定されます。

以上の方法について、状況・場面に応じて使い分けたり、併用することも考えられます。


5⃣具体的な準備・対策をして、再開(継続)へ

集まる活動を再開(継続)する際には、該当するガイドラインや、話し合った方向性に基づき、当日に向けて準備をすすめます。参加にあたってのルール、密にならないような会場・時間・人数・プログラム設定、必要な衛生物品、参加者へのお知らせなどを考えましょう。

情報発信や声かけの方法についてもあらためて考えてみましょう。感染への不安にも配慮して、無理なお誘いにならないように気をつけることが大切です。

周知チラシや会場内の掲示でも、具体的な対策を明記することで、より安心して運営・参加できる場になります。


6⃣ふりかえって、次につなげよう

活動が終了したら、思いや気づきを出し合い、今後につなげましょう。今できること、これから改善できる可能性があることに目を向け、お互いをねぎらい、参加者から寄せられた嬉しい声やよかった点についても共有することを心がけましょう。

また、参加者の変化に気づくこともあるかもしれません。見守り、気にかけ、必要な時には相談機関とも連携しましょう。


ふれあいや交流はまだまだ十分にできない中で、もどかしさを感じる状況が続くことが見込まれます。活動者、参加者、そして社協職員などが一緒になって、さまざまなアイデアやチャレンジを共有しながら、その時々の「今できること」を選び取っていきましょう。


本記事は、「大阪の社会福祉」第784号(令和2年9月発行)の掲載記事をもとに作成しています。

(担当:地域福祉課)

 

一覧はこちら