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【区社協活動レポート】西淀川区社協/地域福祉推進ビジョンの策定に向けて

西淀川区社協は、2月13日(土)に「西淀川区社会福祉大会」を開催しました。第1部では、多年にわたり地域福祉推進にご貢献された地域社協役員・委員に表彰状が、善意銀行の多額寄付者に感謝状が贈呈されました。第2部では「輝く地域福祉の未来図 -西淀川区地域福祉推進ビジョンの策定に向けて-」をテーマに、講演・パネルディスカッションがおこなわれました。

 

■地域福祉をすすめる「展望・道しるべ」を描く

講師を務めたのは、甲南女子大学の鈴木大介准教授。現在、策定作業がすすめられている「西淀川区地域福祉推進ビジョン」のアドバイザーでもあります。

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地域福祉推進ビジョンは「区において地域福祉をすすめるための展望・道しるべ」をまとめたもの。検討過程では、各分野の福祉に関わる実践者が集い、これまで推進してきたアクションプランに込めた想い(=気軽にお節介 顔の見えるにしよどがわ)を継承しようと話し合いを重ねていること、「知りあう」「ふれあう」「支えあう」をキーワードに「困ったときは、お互いさん」「支えられ上手、支え上手」な人があふれるまちをめざして、ビジョンを検討中であることなどを講演しました。

 

■各領域の実践者が語る ビジョンへの思い

続くパネルディスカッションでは、ビジョン策定に関わる4人のパネリストが登壇。

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西淀川区障がい者相談支援センター「風の輪」 藤浪和美さん

姫里地区民生委員協議会 委員長 布村三保子さん

NPO法人 西淀川子どもセンター 吉田智里さん

西淀川区社協 見守り相談室管理者 稲田紳五さん

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鈴木先生の進行のもと、それぞれの活動状況とともに、ビジョン策定にあたっての思いを発表しました。

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パネリスト(左から藤浪さん、布村さん、吉田さん、稲田さん)

「地域と障がい者とのつながりができるように、私たち専門職が橋渡し役となっていきたい。障がいがある人も、支えられるだけではなく、さまざまな特技を活かして地域の担い手になれたらと思います」(風の輪 藤波さん)

「一人暮らしの高齢男性で、20年近くにわたって支援してきた事例もあります。民生委員として、困っている人に手を差し伸べて、望まれる支援をすることを大切に活動してきましたが、近年支援の幅も広がっています」(姫里地区 布村さん)

「子どもたちの身近な居場所となるよう、夜ごはんの時間を過ごす事業“いっしょにごはん!食べナイト?”を実施しています。子どもにとって、まず安心があることが、その先の自信や自由につながります」(西淀川子どもセンター 吉田さん)

「見守り相談室では、支援につながっていない要援護者の把握や孤立防止、支えあい活動を推進しています。支えあいの活動をすすめるには、気づいた視点を共有できるような“話し合いの場”が大切だと考えています」(西淀川区社協 稲田さん)

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──各パネリストの報告から、これまでの活動の積み重ねを踏まえて「知りあう」「ふれあう」「支えあう」という3つの視点を大切にしていくこと、そして「支える→支えられる」の一方通行ではなく、お互いさまで「支えられ上手」「支え上手」をめざしていくことを確認・共有する機会となりました。

またこの日は、西淀川区社協が新たに作成した「地域における見守り活動ハンドブック」が初めて配布されました。持ち運びにも便利な手のひらサイズ(A6)の冊子となっており、今後、身近な地域での見守り活動に活かされていくことと思います。

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(地域福祉課:田淵)

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