発信 あなたのそばの福祉のとりくみ

「地域福祉計画・活動計画」をテーマに研修会を開催

平成27年12月21日(月)、大阪市立社会福祉センターにて「地域福祉計画・活動計画に関する区社協職員研修会」を開催しました。

DSC00017

■各区における“計画”の状況変化を踏まえて

大阪市社協では、各区社協の取組み状況を把握・支援するため、平成26年度から「区担当制」を導入しています。今年度実施した各区へのヒアリングでは、各区の「地域福祉計画・ビジョン」や「地域福祉アクションプラン」の推進状況はさまざまな形態であり、また多くの区で過渡期にあることが明らかになりました。

そこで、地域福祉活動推進委員会による検討のもと発行した冊子「区における地域福祉のしくみづくりを推進するために」を活用した研修を企画。講師には、同冊子の作成にご協力いただき、地域福祉活動支援部会・委員でもある甲南女子大学・鈴木大介准教授を迎えました。

DSC00008

■主体的な計画策定・推進に向けて

鈴木先生の基礎講義、各区社協からの概況報告に続き、参加者は「区地域福祉計画・ビジョンの策定・推進」「地域福祉アクションプランの今後の展開」「小地域福祉活動計画について」などのテーマに分かれて議論。現場での問題・困りごとを出し合いながら、それらを乗り越えるための仕掛け・アイデアを模索しました。

DSC00031

-各グループでの意見から-

●地域住民や関係機関が“自分たちの問題である”と捉えることができる仕掛けを、特に最初の呼びかけ・投げかけの際に意識したい。

●小地域計画については、継続性、サイクルを回していくことを意識していきたい。地域の計画を踏まえて、区社協はどんな支援をおこなうのかについても明らかにする必要がある。

●計画の成り立ち、行間にあるものは、完成した計画を見ただけではわからない。経過も含めて共有するための場が必要。

DSC00042

鈴木先生は、これまでのアクションプランの評価から得られた知見を組み合わせながら、「計画自体が目的ではなく、ねらいや意図をもって、ツールとして活用する視点が大切」とコメント。また、小地域福祉活動計画についても「地域福祉活動の必要性や意義を、専門機関とともに明文化することで、住民にとって活動を後押しするものとして活用できる」と助言しました。

────────────────────────────────────────────

ふりかえりアンケートでは「“計画は活動を後押ししていくもの”ということが伝わるよう、研修で学んだことを活かしたい」「アクションプランの位置づけや、今後のビジョンにどのように盛り込んでいくのか、あらためて考える機会となった」といった意見をいただきました。引き続きこのテーマと向き合いながら、各区における地域福祉推進のための実践をバックアップしていきたいと思います。

────────────────────────────────────────────

冊子「区における地域福祉のしくみづくりを推進するために」データはこちらから

https://www.osaka-sishakyo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2015/07/dl_.pdf

20160104113535-0001

(地域福祉課:田淵)

一覧はこちら